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2014.09.17
ジュブナイルと全力居酒屋
先日 本棚整理をしていた時に太古に読んだ十五少年漂流記(ジュール・ヴェルヌ著)なんてものがでてきまして、
リアル少女時代に読んだことがあったな~程度で内容をまったく覚えていなかったのでなんとなく読み返してみました。
ら、なんだか非常に面白かったです。
水戸黄門しかり、勧善懲悪な冒険譚って反抗期に入った小中学生の頃よりも社会生活に疲れた大人になってからの方が沁みますね。
何より無人島に漂流してしまった少年たちの中で比較的年長の子達が自分より幼い子たちを守ろうと奮闘する姿におばちゃんはぐっとくるわけです。
ということで、十五少年漂流記が名作なのは間違いないんですけど
今回私が予想以上に本作を楽しめたのは、私が年をとって主人公の少年たちとは完全に別の視点にたってるからなんでしょうなあと思いました。
いい大人になったからこそ過ぎ去った青少年時代の眩しさがいとおしいわけでして。
おじちゃんおばちゃんがうら若いアイドルにはまるのもきっとそんな心理からなのだなあと思いまして。
少女達が全力でパフォーマンスするももいろクローバーZっていいよなあと思いまして…。
そしてあーりん寄りの夏菜子押しである私は会社のモノノフ達と新宿にあるモノノフの安息の地、「全力居酒屋 モノノフ家」に赴くわけです。
その日たまたま同じ店に居合わせただけの会社帰りのサラリーマンたちがライブ映像に合わせて一糸乱れず完璧なコールを叫ぶ様は圧巻です。
モノノフ家で見る彼らの顔はみな、青少年だったあの頃のように輝いているとかいないとか…。
過ぎ去った青春時代をももクロちゃんに託したい疲れた大人の皆様はぜひ一度いかれてみてはいかがでしょう。